プールA
フランスーニュージーランド
27−13
イタリアーナミビア
52−8
第二節予定
9月15日(金)4時 フランスーウルグアイ(リール)
9月16日(土)4時 ニュージーランドーナミビア(トゥールーズ)
注目の開幕戦は結局フランスの順当勝ちで終わった。イタリアはナミビアを大量得点で退けた。
第二節では運命の開幕戦を戦ったフランスとニュージーランドは、ウルグアイとナミビアとの対戦となる。プールAはウィークデイマッチが多い。
ウルグアイは初戦となる緊張もあろうが、余裕のフランス相手に爪痕を残してもらいたい。3トライに抑えられBP阻止ができるか注目。試練を乗り越えたフランスだが、こういう大きな1戦を終えた時に、えてしてエアーポケットに入っていまうことがありえるのが心配だ。
ナミビアは大量失点が心配だ。この大会屈指の実力差のあるマッチとなる。NZを5トライ以内に押さえられ1トライでも取れれば精神的には大勝利。2019は味スタで対戦し71−9でトライはできなかった。
プールB
アイルランドールーマニア
82−8
南アースコットランド
18−3
第二節
9月17日(日)4時 アイルランドートンガ(ナント)
9月17日(日)22時 南アフリカールーマニア(ボルドー)
アイルランドはルーマニアに先制を許すも実力差は歴然だった。南アはスコットランドの強みを封じて、自分たち土俵で余裕の勝利をあげた。
第二節では、スコットランドがおやすみとなる。南アの前にいいところのなかったスコットランドにとってはいい休養となる。
トンガが初登場となる。しかし余裕で隙のないアイルランドでは相手がわるい。南アはベテランの主力を休ませて、出番のすくないメンバーでルーマニアに対すると考えられる。
プールC
オーストラリアージョージア
35−15
ウェールズーフィジー
32−26
第二節
9月17日(日)0:45 ウェールズーポルトガル(ニース)
9月18日(月)0:45 オーストラリアーフィジー(サンテティエンヌ)
このプールは予測不可能だ。オーストラリアは前半にスクラムも優位に勝負を決めたが、後半メンバチェンジでジョージアのスクラムが安定すると途端に受け身に回ってしまった。
ウェールズも一時はうまい試合運びでフィジーに点差をひろげたが、結局フィジーに6点差まで追い上げられてしまった。フィジーは勝ちはのがしたが、台風の目の片鱗は十分に感じられた。BP2を拾っている。このBP2の存在は大きい
第二節では、台風の目とされる大注目のフィジーがオーストラリアと当たる
エディさんのフィジー対策がどんなものなのが大注目。接戦となるのは必至であるが、ここでフィジーが破れてしまうと、大会全体がしぼんでしまう可能もある。
ウェールズはポルトガル相手に、次週のオーストラリア戦まで、主力を休ませる事ができる。
ジョージアは次週まで長いインターバルになる。
プールD
イングランドーアルゼンチン
27−10
日本ーチリ
42−12
第二節予定
16日22時 サモアーチリ(ボルドー)
18日4時 イングランドー日本(ニース)
イングランド、アルゼンチンの注目の一戦は、14人となったイングランドの神がかったジョージフォードによるDG3連発で勝負をきめた。これで手負いの悪役イングランドは好感度をかなり取り戻した。日本はチリに大量得点とならなかったが勝ち点5をとって終わった。初出場のチリもファイトと情熱で歴史的トライも取れ、ラインブレイクなど見せ場も作った。
第二節にはサモアが登場して、そのチリと当たる。ここでチリのフィジカルが本物かが問われる。それは日本の立ち位置も測れるれることになる。チリには頑張って最低でもサモアにBPを与えない範囲まで抑えるところを見せてもらいたい。
そして日本にとっては最重要のゲームとなるイングランド戦となる。またも衆目と注目を集めることになったイングランド。ニースには大量のイングランドサポーターが詰めかけ、盛り上がるだろう。レフリーはファレルにレッドを出した張本人のアマシュケリ氏である。日本は姫野の怪我も大したことなく、ラブスカフニも禁がとけた。ファカタバ、ディアンズも復活、松田のキックも快調。具君の怪我だけが心配だ。
劇的な勝利をはたしたイングランドは格下の日本にどう対処するのか。イングランドは神がかりで劇的な勝利といっても、考えてみればノートライで得点力不足は明白、しかも期待のトムカリーもレッドとカード禍は続いている。真摯で謙虚な気持を取りもどすのか、いつもどおり満身で高圧的なラグビーで悪役の顔にもどるのか。
開き直ったイングランドの底力の前に、完全に白旗を上げ脇役になってしまったアルゼンチンは、今節はおやすみである。気持ちの整理がつく時間はたっぷりある。