今日はチリワインについてです。
下記は187ml飲み切りミニサイズ、全てファミマで200円から300円程度で調達しました。
右から
コノスル カベルネ ピンクレタレゼルバ
辛口でフルボディです。
アルパカ カベルネメルロー
辛口ですが、まろやかで爽やかです。
コノスル シャルドネ
1、世界のワイン生産量
世界の生産量ではチリは8位です
1位、イタリア 4950万hl
2位、スペイン4747万hl
3位、スペイン3700万hl
4位、アメリカ2900万hl
5位、アルゼンチン1300万hl
8位 チリ1000万hl
日本では人気なのに、世界生産量ではアルゼンチンより下ですね。
1、2位は、フランスとイタリアはほぼ同じ量で毎年入れ替わったりしています。
2、日本での輸入量
フランスからの輸入シェア26.7%
チリからの輸入量シェア26.8%
世界で8位のチリなのに、日本で飲まれている輸入ワインの順位では、チリとフランスがデットヒートを展開しています。
チリのワインは2015年から2020年まで6年連続で、フランスワインを抜いて日本で一番飲まれています。2021年はフランス、2022年はまたチリワインが第一位になりました。
なぜかと言うと、安いし手頃だし、飲みやすいからです。2015年の関税の撤廃により7倍に増えました。なぜ安いかといいと関税かからないから
3、RWCではボルドーに殴り込み
しかし、RWCで大問題発生です。
RWCのチリはなんとフランスワインの総本山ボルドーでゲームがあるのです。
9月16日 チリ対サモア
しかも、カベルネとメルローの合わせ技といえば、ボルドーが発祥地であり、ボルドーワインの得意技ではありませんか?
これはチリは完全アウェイになります。スタジアムの外でも、本家本元のボルドーワインの大攻勢がチリに押し寄せてくると思います。
でもこんな心配をするのは実は日本人だけで、会場にくるボルドーの人たちは、チリのワインのことなど、または日本でチリワインが一番飲まれているなどと言うことはわかってはいないと思います。ボルドーに行ったらボルドーの人に聞いてみたいと思います。
ちなみに、ワインの発祥地は東方のコーカサス山脈の辺りです。そうですジョージアです。ジョージアのワインは今でも古来の独特の手法で作られ人気が高いです。
なんとそのジョージアもボルドーで試合が組まれているのです
9月30日 ジョージア対フィジー
組み合わせと会場を決めた主催国フランス側の悪意が感あるのでしょうか(そんなことはないでしょうがたまたまでしょうけど)