W杯まで2ヶ月を切っています。
ジャパンがW杯に向けて、PNCで着々と準備していると同じで、私たちファン・サポーターや関係者も本番の様々なことを想定しての準備や、テストを行っていく期間であります。今回の釜石遠征をレポートします。
1、アクセス
金曜夜、東京から常磐道、三陸道を通って釜石へ
・途中、道は福島原発地点近くを通ります。時々放射線表示もありますが、その表示は最大でも、毎時0、6マイクロシーベルトしかありません。
・三陸道はほぼ全面開通していますが、途中はまだ工事中の区間があり、突然道路を降ろされ、下を通らなければなりません。サインシステムが中途半端でナビとの連動もおかしく、これは少し迷います。
・台風の影響が全くなく、快晴で、周りは真っ暗闇です。キャンバストップを開けると、満点の星空と時には流れ星が見えました。これは都会では味わえません。
・早朝4時ごろ釜石到着。友人宅で仮眠後、11時ごろ釜石市内(シープラザ)へ、そこからは鵜住競技場までシャトルバスで移動。バスも続々発着して快適でした。誘導関係者の皆さんお疲れ様です。
2、スタジアム周辺と注意事項
・バスを降りてから、水分補給のために早速釜石の名水「仙人秘水」を購入しましたが、会場内にはペットボトルは持ち込めません。半分飲んだところでなんとゴミ袋行きとなってしまいました。
・バックの中のチェックも入念に行われています。
・チケットのもぎりはなくバーコードで読み取るだけ。
・会場周辺(一旦入った後)には42件ものブースが立ち並びますが、飲食系はどこも長蛇の列です。地元や周辺から美味しいそうなものがたくさん並んでいます
・でも、当然ながらビールはハイネケンしかありません。1パインドが900円、350mlで650円です。これは想定内です。
・こちらは、関係者にとっては想定外でしょうが、周りの芝生や地べたでは車座になっての飲み会がいたるところで自主開催されています。我々もキックオフ前には、地べたに座り込んでハイネケンを3杯ほどいただきました(ビールは欠かせません)。海外のW杯ではパブしかないので、これは海外では見られない光景です。
・いい気分で飲んでいると、TVのインタビューの取材を受けてしまいました。
・水分補給のための水飲み場が設置されています。仮設のトイレも設置されています。
3、スタンド、ピッチ
6千人ほどの常設スタンドに仮設で1万人分のスタンドが設置されていてほぼ満員(1万3千人の発表)です。
・バックスタンドの上の方、ポール裏の仮設スタンドもピッチから近く、見やすいです。
・芝生も綺麗です。
4、その他
国歌斉唱担当は、スクラムユニゾン とかつてこの場所に学校があった釜石東中の2年生38人が観客を前に両国の国歌を斉唱しました。感動しましたが。子供達の声をもっとマイクが拾ってくれればよかったのにと思います。最近俳優としても頭角を現わしつつある、廣瀬元キャプテンも一緒に登場しました。
フィジーの ウォークライ 、シンビ(五木ひろしの「よこはまたそがれ」のポーズに似ている)も久々に生で見れてよかったです。(実は2015年のトゥイッケナムではキックオフに間に合わなくて見れなかった)
レフリーのピアーズさんのカメラやマイクはいい感じで音や画像を拾っています。
5、夜の釜石
・6時ごろ市内に到着、まずは銭湯でひとっ風呂です。レトロな風呂で気持ちよかった。(番台の婆さん、いい味出してたなあ)。
残念ながら、銭湯は水曜は休みなので、フィジーウルグアイ戦の9月25日は銭湯は開けていないかもです。
・市内中心部(ここも震災時時には大きな被害でした)に移動して、地元の魚介を堪能しようとブラブラしましたが、どこも満員や予約で入れません。一瞬飲み屋難民となりましたが、運よく、あるチェーン系居酒屋のカウンターを確保できました。チェーン系居酒屋だと言ってもさずがは釜石、刺身のホヤやホタテ焼きなど最高です。ビールだけにとどまらずデュワーズのハイボールを特別濃くしてもらっていただきました。
・その後ちょっと高級なジャズバーへも足を伸ばし、私はちょっとカッコつけてラフロイグのストレートを注文しますが、流石にこの時点で私の体力も限界。寝落ちしてしまいまました。店もよく音響システムもよく音楽も最高だったのに残念。
6、おまけ
近くのスーパーで生のホヤ1個58円を発見、これはめちゃ安い!買って帰ろう翌日も朝一番でスーパーまで行きましたが、その日は入荷がなく入手で来ませんでした。
帰る前に吉里吉里、浪板まで足をのばして、贅沢して生ウニ丼をいただきました。濃厚ですごく美味しいです。しかし、あっという間に完食してしまった。もっとゆっくり味わって食べればよかったと後悔しきりです。
途中には「ひょこりひょうたん島」のモデルになった蓬莱島もあります。(ドンガバチョは留守でした。)
帰りは東北道で東京まで戻りました。渋滞が全くなく、雨の心配もなく快適なドライブでした。