ル=ルール 戦=戦術戦法 ト=練習トレーニング方法 文=文化歴史 人=人物名 チ=チーム名 場=場所 物=物や作品名 大=大会名 他=その他
目次
ラウンドロビン Round Robin 名詞 (文)
一般には、資源を順番に均等に割り振る方式のこと
所謂全チーム総当りの大会方式。スポーツ一般でチャンピオンシップを決める対戦方式の一つとして使われる概念。
ラグビーでは、ワールドカップのプールマッチや対抗戦、リーグ戦などがそれに当たる。
w杯などの際は、日本ではプール戦のことを予選リーグ、ノックアウトステージ のことを決勝トーナメントと言うが、プール戦も本大会の一部であり予選ではない、また、トーナメントとは大会全部を指す言葉なので、決勝トーナメントと言う言い方も実はふさわしくない。負ければ終わりのノックアウトステージというのが合っている。
サンウルブス が所属しているスーパーラグビーはチーム数も多く、さらに15チームなので、対戦のないチームがあり、完全なラウンドロビンではないので、不平等である。これを14チームに減らし、ラウンドロビンにすることでわかりやすくしようとすることが、サンウルブス 除外の一つの理由とされている。
ラガー rugger 名詞 (文)
(関連 ラガーマン)
日本では、ラグビー フットボールのプレーヤーのことを、ラガーもしくはらはガーマンと呼ぶことが多い。しかし、ラグビープレーヤーにこのような言葉を使うのは、世界中で日本だけである。英国圏ではラガー(rugger)はラグビー競技と同意語であり、プレーヤーを指す言葉ではない。
ちなみに、日本のビールの殆どはラガービールだが、こちらは、スペルも違って Lager (ドイツ語で貯蔵すること)である。上面発酵で香りを重視する英国風のエールビールに対し、ラガービールは下面発酵で低温でしっかりと貯蔵熟成させたビールをいう。
ラグビーブレーヤーは全員もれなくビール好きなので、日本のラグビーとビールの歴史のどこかで、呼称の混同があったのかもしれないが、定かではない。
ラガーめん (RUGGERMEN)名詞 (文)
長野県菅平にある「レストランむく」が手がける超大盛りのラーメンの名称。器も特製の楕円形で、温泉卵が入り、コーンもたっぷり入っている。2018年から始まっているラグビー関連イベント「丸の内15丁目プロジェクト」でも、ラガー麺というラーメンが登場している。またラガー丼も登場した。
ランフリーシールド Ranfurly Shield 名詞 (大)
ニュージーランドのラグビーの地域対抗戦の勝利チームに贈られる盾、およびその盾の争奪戦のゲームのことを指す。ボクシングやレスリングのチャンピオンベルトのように、勝者は盾を保持し、挑戦者を破ると防衛できる。負けると新チャンピオンが盾を保持できる。1905年にNZ総督から寄贈された。現在はオタゴが保持している。
立平面 RITUHEIMEN 名詞 (ル)
タッチライン 上の見えない架空の壁のこと。
この面にボールが達しても直ちにタッチにはならない。プレーヤーがフィールド内から働きかけてボールをフィールドにもどせば タッチ にはならない。2018年5月のルール改正でタッチの規定が変更になっている。
リフティング Lifting 名詞 (戦)
ラインアウトのキャッチャーは自力で飛びあがらなければならない時期が長かった。リフリングは反則で、サポートプレーはOkと言う解釈であるが、間違いなく持ち上げている。1995年の南ア大会から認められるようになったが、ルールの改正は身長の低い日本には有利になると期待されたが、今でも相変わらずラインアウトには苦戦している。
キックオフのボールキャッチでもこのサポートプレーが認めれており、1人でジャンプするキャッチャー1人を持ち上げてサポートしている。 セブンズ では必須のプレーとなっている。
しかしバランスを崩すとうまく地上に降りられずに危険である。
ちなみにサッカーのリフティングはボールを蹴り上げて地面に落とさずに何回続けられるかと言う技術である。サッカー選手がラグビーボールでリフティングすることができるのか興味はある。
リロード Reload 名詞 (戦)
ブレイクダウンなどで一度倒れた選手が、す早く立ち上がって、プレイできる体制をとること。ディフェンスでもアタックでも使われる。
ラグビーでは寝ている選手はプレーに参加できない。
現代ラグビーではいかにオーバーラップ(人数を余らせるか)が勝負になるので、いかに寝ている時間を少なくするかが重要である。派手なプレーではないが、このような地道なプレーを徹底的に続けるプレーヤーをみる見方ができればラグビー観戦も上級者の仲間入りである。
リンケージ Linkage 名詞 (戦)
シェイプ を使った攻撃の時の連携のこと。フォワードの後ろにバックスの ユニット 入ったり、またその逆にバックスの塊の後ろにフォワードが入ったりして、どちらにボールが渡るか迷うようにすること。これにより シェイプがより効果的になる。
ルーリング Rueling 名詞 (ル)
驚くべきことに、ラグビーにはルールブックはない。
ルールブックに当たるのかRUGBY LAW (競技規則=法律)だけであって、法律の解釈や運用は現場に任されている。
レフリングによっていわば判例が積み重なってルール化される。不明な場合に IRB (今は ワールドラグビー )に質問状を送って解釈を求めることができる。そこで議論され、結論づけられたものが、全世界のラグビー関係者に通達される仕組みである。この決定の仕組みをルーリングと言う。
レンジー RENーG 名詞 (文)
ラグビーW杯日本大会の公式マスコット。
赤と白の歌舞伎の連獅子がモデル。
ちなみにこの二人(?)、兄弟でなく親子の関係。
白がレン(REN)で父親、赤でジー(G)で息子である。
ロングスロー Long Throw (戦)
ラインアウトで15mラインよりも内側にボールを投げ入れるサインプレー。
ラインアウトはラインオブタッチから10mの地点がオフサイドラインとなる。ラインアウト解消までは攻撃側も防御側もラインアウトに参加しないプレーヤーがオフサイドラインを超えれば反則である、ラインアウトが解消すれば10mを超えて参加きる。
ロングスローはラインアウトでスローワーが15mラインの内側までボールを投げ入れ、走り込んだプレヤーがキャッチして攻撃する。15mをボールが超えた時点でラインアウトは解消できるので、サインがあれば攻撃側が先にボールに到達することが可能。
ただし、タイミングを合わせ、15m以上も曲がらないまっすくボールを投げ入れるにはテクニックが必要、Wrong Throw は良く無い。