ラグビー現代用語 や行 (6月21日完成版)

ル=ルール 戦=戦術戦法 ト=練習トレーニング方法 文=文化歴史 人=人物名 チ=チーム名 場=場所 物=物や作品名 大=大会名 他=その他

ヤンボー YANBO     名詞 (戦 文)
(同意語=ヤーボー、反対語=マーボー)

ヤンボーもしくはヤーボーは正式にはYOUR BALL。あなた達のボール=ボールを失った事を示す。反対にマイボーは自分たちのボールにした事を示す。俺のボール(=MY、BALL)である。反対語はOUR BALLのはずなのだが誰もそこには疑問を持たない。ラグビーにおいてボールを保持しているか相手のボールになったかは重要なことなので、メンバー全員に早く周知するために一番近くの者が大声で叫ぶ必要がある。

ちなみに昭和30年代から民放で放送されていた、「ヤン坊、マー坊天気予報」夕飯時に毎日軽快なテーマソングと共に流れる天気予報は、人気長寿番組の一つであった。(2013年より放映中止)。アニメで登場する、ヤン坊もマー坊も愛されるべきキャラクターであった。

この影響もあり、YOURボールがヤンボーに、MYボールがマーボーに変化したのではないかと考えられる。

テーマソングの歌詞は、「僕の名前はヤン坊、僕の名前はマー坊、二人合わせてヤンマーだ、君と僕とでヤンマーだ、小さなことから大きなことまで、動かす力だヤンマーディーゼル」

70年代のヤンマーのサッカーは、釜本の人気もあって一つの絶頂にあった。ヤン坊マー坊もコンビネーションやチームワーク、協力や友情、力強さといったスポーツのイメージにはぴったりであった。

ユーメイアワードトライ You may award Try   (ル?)

TMO の判定で、トライかノートライかの判定の際に、「トライを与えても良いよ」とTMOからレフリーに進言する言葉。別にこのように言わなくても良いのだが、大抵のTMOは「トライを与えても良いよ」という。

逆にTMOが「ゼアイズ ナッシングクリア アトオール(全く確認できない)」というと、レフリーはノートライの判定を行うことになる。

 

ユニット Unit 名詞 (戦)

シェイプ の攻撃の時のプレーヤーのひとかたまりのこと。あらかじめどのようなユニットをどこに配置するかを決めてアタックを実行するのが シェイプ である。

 

夜桜ジャージ YOZAKURA  jersey 名詞(文)

ジャパンの セカンドジャージ のこと。
ジャパンの ファーストジャージ は、赤白段柄で桜のエンブレムから「桜のジャージ」というが、セカンドジャージ は紺色が主体のためこう呼ばれる。

これまで、テストマッチでは、カナダ戦、トンガ戦、ウェールズ戦などジャージの色が同じになる場合にこの夜桜ジャージが着用されることとなった。
2019年Wカッププールマッチでは唯一開幕のロシア戦が両チームの1stジャージの色が赤となり、夜桜ジャージの可能性があった。しかし、今年1月のワールドラグビーの会議で、ロシア戦は日本のホームゲームであることが決まった。そのためロシアがセカンドジャージ着用、ジャパンがファーストジャージのとなった。これで全て桜のジャージで戦えることになった。

しかし、もしも、JAPANが決勝トーナメントに進出、さらに準々決勝を勝ち上がれば、ウェールズとの対戦も充分考えられ、その場合は夜桜ジャージの出番はあるかもしれない。

 

 

 

 

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