平成もあと数日となりました。令和を迎えるにあたり、日本の平成ラグビーを振り帰ります。この30年で日本ラグビーの環境は大きく変わりました。厳格なアマチュア主義からプロ化(オープン化)と国際化です。オープン化によって、トップリーグが開設、現在は海外からも含めプロ契約選手も多数出現しています。もう一つが国際化であり、世界はワールドカップを中心に回り続けることになりました。小さな島国のラグビーが世界的な荒波に揉まれ続けた30年でした。
ラグビー自体が大きく変わっているのでなんとも言えませんが、当時のインパクトを振り返りながら完全な個人の独断で選んでみました。
平成のJAPANベスト15
1、長谷川慎:独自のスクラム理論で現JAPANにも貢献
2、堀江翔太:生粋のフットボーラー、パスやキックもこなす
3、田倉政憲:重く動かない。スクラムのスペシャリスト、
4、トンプソンルーク:玄人泣かせの献身プレー、雄弁な関西弁も魅力
5、大野 均:最高齢の現役、最大のキャップ数、感動を呼ぶプレー
6、マイケルリーチ 体をはるスキッパー、判断力と統率力、牽引力
7、梶原宏之:低く鋭く何度も刺さるタックル、フォローも堅実。
8、シナリラトウ:トンガ出身プレーヤーの草分け、抜群の運動量
9、堀越正巳:正確なパスさばき、どこにでも現れるポジショニング
10、廣瀬佳司;正確無比なプレースキックマシーン
11福岡賢樹;抜群の瞬発力、加速力、ディフェンスを置き去りに
12 平尾誠二:独自の理論、華麗なパスとラン、ラグビー界のプリンス
13、朽木英次;懐深く、すれ違いざまのパスの軌跡は芸術的。
14、大畑大介;スピードに乗ったら止まらない。トライ数世界一。
15、五郎丸歩:ルーティンポーズで日本中をブームに巻き込んだ
こう書き出してみると、宿沢ジャパンのメンバーと2015年W杯メンバーにほとんど偏っていますなあ。