ワールドカップに向けて、チームの立て直しをしなけらばならないオーストラリア代表に衝撃です。
不動のフルバックでトライゲッターのイズラエルフォラウが自らのSNS上に不適切な発言を乗せたことで、問題になっており、オーストラリア協会から契約解除になる見込みです
12日朝のNHKのニュースでも報じられています。
オーストラリアは過去のワールドカップでは優勝1回、ベスト4も
と安定した結果を残していましたが、昨年来どうも調子が上がってきていません。スーパーラグビーレベルでもクルセイダーズなどのニュージーランド勢との明らかな力の差が見えていました。ここでイズラエルフォラウが出場できないとなると、今回ばかりは優勝争いに踏みとどまることは難しいかもしれません
タスマニアの出生証明書への選択性別記入のニュースに関して、同性愛者や偶像崇拝を貶める発言を自らのインスタグラム、ツイッターに投稿してしまいました。(リンクはあえて載せません)
実は彼は毎年のようにこの手の発言で問題を起こしてはいました。ただし、世の中全体がだんだんと差別発言にはセンシティブになっている今この時、世の中に影響を持つ人は発言には気をつけるべきです。
イズラエルフォラウ は敬虔なクリスチャンで、信仰の思いが強く、ナイスガイです。それがすぎたのかもしれません。
色々な違いをわかり合って、相手の立場を思い、お互いを尊重するのがラグビーの精神で、このプログ「ラグビー現象」の目指すところであります。
オーストラリアにとっても衝撃ですが、Wカップを前にして、ラグビー 全体の盛り上がりを阻害するようなイメージダウンにならないかも心配です。
(同時期に不適切発言で解任になったオリパラ担当大臣は当然のでしょう)