全体総括
南半球優位に思えた世界ラグビーの力関係だが、
オールブラックスを含めてその差はほとんどないことが確認された。現状レベルを私の独断でランクしてみたのが下記です。
A+ オールブラックス、アイルランド
A イングランド、ウェールズ、南ア、
A- スコットランド、オーストラリア
B+ フランス フィジー
B なし
B- アルゼンチン、日本 イタリア
C ジョージア、ロシア、アメリカ
サモア
ジャパンも進化をしているが、W杯での同組のスコットランド、アイルランドのラグビーはより強くなっており、この2チームの影はJAPANからは少し遠のいていると言わざるをえない
オールブラックス
日本 21-69○
イングランド 15-16○
アイルランド 16-9●
イタリア 3-66○
チャンピオンシップでのABへの不安はイングランド、アイルランド戦でそのまま出た。
相手がしっかりしたラグビーをするといつもの逆襲が不発で圧倒できない
圧倒できないと、弱気の虫がでてきてしまう現象も見える。オールブラックスの神話やオーラはもはや消えている。北半球の強豪国と差が無いことが解かった。
南ア
イングランド 12-11●
フランス 26-29○
スコットランド20-26○
ウェールズ 20-11●
北半球の強豪に僅差の勝負で最後までまったくわらない、何処とやっても全くの互角。勝ったゲームもスコットランド、フランスにやっとという状態。 北半球の並レベルとみてよい。もし今アイルランドと対戦したらコテンパンにされるかもしれない。
オーストラリア
ウェールズ 9-6●
イタリア 7-26○
イングランド 37-18●
チャンピオンシップ最後には復活の兆しではあったが、ウェールズにはノートライに抑えられ。イングランドには完敗。調子の出ないイタリアにかろうじて勝利のみ、まだまだ復活できそうにない。
アルゼンチン
アイルランド 28-17●
フランス 28-13●
スコットランド 14-9●
北半球に全く歯が立たなく全試合終了。
イタリアなどと同じレベル
フィジー