安息日の事 炎のランナー

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この映画とラグビーには大きな関係があって、主人公の一人、エリックリデルは、スコットランドの元ラグビー選手(ポジションはウイング)。足が早いので短距離のイギリス代表としてパリでのオリンピックに出場することになるのですが、レース当日が日曜に重なってしまいます。敬虔なクリスチャンである彼は安息日である日曜にはラグビーやレースへは出場しません。さあどうなることか、このあとはネタバレになるので、是非もう一度映画を見てください。

ラグビー選手で日曜にゲームに出ない選手といえば、オールブラックスにマイケルジョーンズという選手がいました。最強の第三列目でオールブラックスにはなくてはならない選手でしたが、敬虔なクリスチャンで、実際に91年のワールドカップの際も出場を拒否して出ていません。

またラグビー強国トンガですが、憲法で日曜を安息日として制定、安息日は一切の労働や活動をしてはならないことになっています。実際トンガの日曜は町の店は一切閉店、街には警察官も誰もいなくなります。

トンガは今回のW杯にC組で出場することになりましたが、札幌のイングランド戦含めゲームの日はほとんど日曜です。トンガの国技はラグビーです。ワールドカップでは、超法規的措置が取られたということです。

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