春うらら 国内外で熱戦続く(その1)

日本は春うららでのどかで良いでですが
南半球は逆に秋になっていますが、こちらもまた暑いです。
ラグビーは世界中どこでも熱い戦いです。

姫野選手の先発した、ハイランダーズVSチーフス戦は、後半の後半の10部はインドからTGとトライGでついに同点に追いつきます。逆転のチャンスを逃した後はチーフスのダミアンマッケンジーがDGやPGを狙います。しかしこれがいずれも右にそれで80分を戦って23−23。規定により今年から世界初で採用になったゴールデン得点方式の10分間の延長戦に突入します。W杯などで延長戦はありましたが、通常のラウンドロビンの戦いでの延長方式は初めてです。またどちらから得点を挙げた時点で終了という方式もラグビーで拝見しました。
延長戦に入ると、早速ハイランダーズのイオアネがDGを狙いますが、外れます。そして最後はこのゲームで何度もキックを失敗したマッケンジーが40mのPGを入れて決まりました。

応援席も暑いです。ダニーデンは蜜状態でもマスクなしの大合唱大声での応援ができます。ノーサイド後にはファンのこともたちがが自由にグランドに飛び出して選手を取り囲みます。ここのところしばらくみなかったラグビー場の幸せな空間となりました。

日本の大阪では、先週パナソニックとの雨中戦で引き分けたばかりの神戸製鋼がドコモと大熱戦です。というかドコモの実力も上がってきた、というべきです。ペネナラ、マピンピが大活躍、それにひっばられて、日本人の選手の動きも良かったです。前半は13−14と神戸のリードは1点のみ。後半先に取ったのがドコモでしたが、直後に神戸がトライで再逆転、シーソーゲームは72分の時についに26−26の同点になります。そこからドコモがPGを決めて29−26残り時間はわずかです。ところがインジャリータイムに神戸がサヨナラのトライで29−31で勝ちました。

同時間に行われた、熊谷ではパナソニックがヤマハを簡単に退けて、勝ち点5を取ったため、ホワイトカンフファレンスの1位パナ、2位神戸、3位ドコモ、4位リコーが決定しました。

パナソニックヤマハ戦は現地で観戦できましたが、熊谷運動公園は新緑の中気持ちの良い環境です。パナソニックの練習場とクラブハウス、宿泊施設の建設も進んでおり、この日にこの施設の愛称は発表されました。「さくらオーバル」。(さは埼玉、くは熊谷、らはラグビーだそうです)。途中出場の福岡堅樹はいきなりのハードタックルでHIAで一時退場と心配されましたが、大したことなく最後には余裕のとどめのトライとするなど千両役者ぶりを発揮しました。ヤマハの五郎丸はいきなりパンとのキャッチミスをするなど精細なく、キックを一回もけることなく早々とピッチを去りました。

熱いといえば名前が熱い、その名もホンダHEATです。これまで白星がなく最下位で勝ち点もボーナスポイントの1だけだっのに、九州でダイナボアーズ相手に大爆発しました、トライもこれまで8個だったのにこの試合だけで9個となりました。55−7で快勝です。これで6位の目が出てきました。

来年からの新リーグが12チームになるため各カンファレンス6位以内が目安となるので勝ち残るのも必至です。

欧州では、チャンピオンシップ(ハイネッケンカップ)も暑いです。

ラロッシェルーセールシャークスは、ラロッシェルが勝利しました。フランスチーム強いです。エクセターチーフスとレンスターは最後までわからない、僅差の熱いゲームになりました。レンスターはセクストンはじめほとんどがアイルランド代表です。前節がコロナで不戦勝でゲームがなく、体力的に優位なところが最終期に勝利を得たのだと思います。

本日のお供

アードモアのトラディショナルカスク、ピーテッドです。
アードモアは廉価でスモーキーはブレンデッド、ティーチャーズのキーモルトです。現在日本でサントリーから売られているアードモアは、レジェンドと呼ばれるものですが、これはその前のシリーズです。確かもう終売になっているはずですが、酒屋で1本だけ見つけました。このトラディショナルカスクは通常の樽で熟成後、ラフロイグと同じクウォーターカスク(1/4の大きさの樽)で追加熟成しています。ノンチルフィルター(冷却炉化しない)でアルコール度46%。フェノール値(モルトの乾燥度)もかなり高そうです。先週の観戦中の寝落ちの徹を踏まないように、喝を入れるために選択しました。

 

 

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