6ネイション 最終結果 結局ウェールズ が優勝

日本時間27日の早朝に行われた、フランス対スコットランドの結果でスコットランドが逆転勝利し、ウェールズの優勝となりました。

フランス スコットランド

フランスは、先週のゲームで怪我をしたヌタマックが久々の先発、スコットランドもSOにフィンラッセルが戻ってきました。さらに怪我だったアダムヘイスティイングも復活し、控えに名を連ねる布陣です。

好調の両チームの激突は、最後まで持つれるゲームとなり、最後にスコットランドが再逆転で勝利をものにしました。

スコットランドはサンドニのフランス戦で22年ぶりの勝利という歴史的勝利でした。

結果は下記の通りです。

ウェールズ 勝ち点 20
フランス  勝ち点 16
アイルランド 勝ち点 15
スコットランド 勝ち点 15
イングランド 勝ち点 10
イタリア 勝ち点 5

イタリア以外は実力伯仲で、僅差のゲームが多く、予想外の展開となりました。その原因はディシプリンの差であり、イングランドが沈んだのも、ウェールズ がグランドスラムを逃したのもカードによるものとなりました。安全面を重視して、タックルにますます厳しい目でレフリングされる傾向になっています。一発でのレッドカードが勝敗を分けてしまうのは、残念です。

ウェールズ
新旧交替が進まず、前評判は高くなかったが、ベテラン中心に硬いディフェンスとディシプリンで早々とトリプルクラウンを実現し、グランドスラム目前で、そのディシプリンが破綻して、フランスに足元をすくわれましたが、優勝をひろっら形になりました。

フランス
前評判が高く、イングランドと優勝を争うのではないかと予想されました。ヌタマックの怪我でも、ジャリベルの大活躍で予想通りの実力を発揮しました。ウェールズのグランドスラムを阻止するだけの力がありました。第4節のイングランドと、順延された最終のスコットランド戦に僅差で競り負けたのが残念でした。

スコットランド
結果は4位ですが、もう少しで、6ネイションでの初の2位になるのではないかという出来の良さでした。イングランド、フランスをアウェイで破る歴史的勝利をあげ、充実してきていると評価されます。

アイルランド
それなりに素晴らしいゲームをするのですが、セクストンだのみになっている感があります。控えのSOの育成の課題が明確です。

イングランド
優勝候補と目されましたが、初戦から、チグハクで反則が多く、全く不甲斐ない結果になってしましました。エディさんは今回なんらかのプレッシャーをチームに与えて、ファレルに依存しすぎるチームからの改造を目指しているに違いありません。

イタリア
全てのゲームがBPを与える大差で破れる結果になり、獲得した勝ち点は0。連敗は続いて、6ネイションからの脱落の世論がさらに強くなっていくると思われます。

これで欧州のラグビーシーンは、クラブ王者決定戦=ハネッケンケップに移り、さらにはアイリッシュブリティッシュライオンズの人選がどうなるのかに興味は移ります。

 

 

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