ワールドインユニオン World In Union

速報です. 2019年World in Union は,いきものがかりの吉岡聖恵さんが歌います。

10月5日配信されました 視聴できます。

World in Union とは


日本では、平原綾香さんの大ヒット曲 「JUPITER」でおなじみのメロディーです 。
もともとクラシックのホルストの組曲惑星の第七楽章「木星」に歌詞をつけたもの。 
 1991年の第二回ワールドカップで ニュージーランド出身のソプラノ歌手キリテカナワが歌ったものが初めて採用され、以降28年にわたりテーマソングとして採用され続けている。また毎回開催国に因んだ素晴らしいアレンジがされることもファンでは楽しみの一つ

この曲のタイトルおよび歌詞が非常に素晴らしく、ラグビーワールドカップの精神を簡潔に的確に表現している。この精神は普遍的。 

 ラグビーには人と人をつなげる力が存在します。理想を歌っているように見えるこの曲ですが、単なる理想だけなく実際にワールドカップやラグビーの周りで様々な絆が生まれています。

どんな歌詞なのか

歌詞と私なりの訳です

 

Worid In Union

There’s a dream,I feel so rare, so real 
私にはとっても素晴らしく素敵な夢がある 

All the world in union The world as one 
それば世界が団結して一つになること 

Gathering together One mind, one heart 
集い合い、心と思いを一つにする 

Every creed, every color Once joined, never apart 
様々な人種や肌の色の人も一度に集い、もう二度と引き裂かれることはない 

Searching for the best in me,I will find what I can be 
自己の最高を表現しそれを発揮できれば 

If I win, lose or draw there’s a winner in us all 
ゲームで勝っても負けても、引き分けでもすべての人が勝利者だ 

It’s the world in union the world as one 
それば絆だ、世界は一つだ 

As we climb to reach our destiny a new age has begun 
理想へのぼりつめれば、新しい時代は始まる。 

We face high mountains, must cross rough seas 
様々な困難はたちはだかるかもしれない。 

We must take our place in history and live with dignity 
しかし、過去の歴史にも目を背けることなく、尊厳をもって生きる事だ 

Just to be the best I can sets the goal for every man 
全ての人が目標にむけてベストを尽くせば 

If I win lose or draw It’s a victory for all. 
ゲームでは勝っても負けても、引き分けでもすべての人が勝利者だ 

It’s the world in union the world as one 
それは世界の絆、世界は一つ。 

As we climb to reach our destiny A new age has begun 
高みへたどり着ければ、新しい時代が始まる。 

 

勝っても負けても引き分けでも全ての者が勝利者だ

私がこの中で最も好きな歌詞は 
If I win lose or draw It’s a victory for all. 


ラグビーではもちろん勝利を目指すのだけれど、各々がベストを尽くせばゲームの勝敗など関係なく敗者なんていないということ、これが本当にラグビー的で素晴らしい 。NO SIDE ですよね。

歌詞を書いたのは 
英国の音楽プロヅーサー チャーリースカーベックという人です。 
私は良くは知りませんでいたが英国では80年台にヒット曲もあるようです。 

 

歴代の主な歌い手

過去のワールドカップの毎回の歌手は下記の通りです 

1991年イングランド大会  キリ・テ・カナワ
1995年南アフリカ大会  レディスミス・ブラック・マンバーゾとPJパワーズ   
1999年ウェールズ大会  シャーリー・バッシー とブリン・ターフェル   
2003年オーストラリア大会 カラーズ・オブ・サウンド   
2007年フランス大会  オール・スターズ   
2011年ニュージーランド大会 ヘイリー
2015年イングランド大会  ローラ・ライト   

95年の南ア大会の曲は アフリカのリズムがアレンジされ素晴らしい。映画「インビクタス」でも効果的に使われ印象的です。

 
2011年のニュージョーランド大会では、日本でも有名なNZの美人歌手ヘイリーが日本語でも歌っています。 

 

歴代のものを並べます

日本ではJUPITERが有名でJUPITERの歌詞も本当に素晴らしいのですが、今回のワールドカップに向けて、「ワールドインユニオン」も是非とも聞いてみてください。その時は歌詞の意味をかみしめていただきたい。できれば英語で一緒に歌えるようにしておいてください(会場で始めて初めて聞いて「なんかJUPITERと歌詞が違うな?変だな?」なんてことにだけはならないでいただきたい)

追伸、おまけの情報 


 ホルストの木星は英国では別な歌詞をつけたものとして、国民的に親しまれています。 

因みにホルストの木星でなく火星は、編曲されたものがキングクリムゾンの「ポセイドンの目覚め」のB面に入っています。

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